コンサルティング活用 防音業者に委託 工務店に委託 組み立て式防音室 DIY
防音性能
費用と性能を予測でき、段階的に実施して納得できたところで止められる。

規定の仕様から選択すれば、一定の性能は得られる。
×
知識が乏しく期待できない。

設置する部屋の性能次第。

製作者の力量次第だが、巷の間違った情報に惑わされやすい。
防振性能
費用と性能を予測でき、納得できる性能を得られる

規定の仕様から選択すれば、一定の性能は得られる。
×
知識がなく期待できない。
×
ほとんど期待できない。

製作者の力量次第だが、巷に情報がほとんどない。
音響環境
好みに応じて設計できる。

防音工事は吸音工事と揶揄されるぐらい、大抵は吸音過多。
×
吸音過多か成り行き任せ。

閉鎖的で反射過多、吸音パネルで調整できるが高価でかつ難しい。
×
非常に難しく、妥協を強いられる。
有効面積
最大限に活用できる

防音性能に応じて一回り、あるいは二回り狭くなる。

一回り狭くなる。
×
無駄になる面積が過大。

作り方次第。
見栄え
あらかじめ相談の上、自由に決められる。

非常に綺麗に出来る。

工務店の力量次第

カタログどおり
×
求めない、気にしなければ○
費用
工務店委託費用(材料代+工賃)にコンサルティング費用と交通費がかかる。
×
極めて高額

通常のリフォームに材料代と若干の工賃が増えるだけ。

高額

工賃がかからない。
工期 効果を確かめながら段階的に実施していくので期間が掛かる場合がある。 工程が決まっているので短期間で出来る。 凝ったことはできないので短期間で出来る。 ほぼ1日で完成 × 工具やノウハウに乏しいため効率が悪く非常に時間が掛かる。
柔軟性
状況に応じて最適な工法を選択できる。段階的に実施して納得できたところで完了とすることができる。
×
ワンパターンの仕様・工法しかできない。工事完了まで口出しできない。

融通は利きやすい。
×
カタログから選ぶだけ。最近のタイプは分解困難。

好きなように出来る。
リスク
一般案件ではリスクはほとんどない。特殊な条件でも想定の範囲内に収まる。

技量の乏しい業者が少なくない。特注仕様の場合はハイリスク。
×
全く効果がなかったり、逆効果の場合もあり。

設置場所の床の状態により効果が大きく左右される。
×
製作者の知識や製作技術により効果が大きく左右される。
コストパフォーマンス
無駄がないのでコストと防音性能が比例する。同条件同性能で比較すれば最も安価。
×
業者の利潤が過大。
×
安かろう悪かろう。
×
エアコン代や吸音パネル、照明など付随費用も多い。

無駄や失敗が多く、要求性能に達するまで結局は費用がかさむことが多い。

まとめ

  コンサルティング活用 防音業者に委託 工務店に委託 組み立て式防音室 DIY
メリット 全ての無駄が最小になるので他の手段に比べてコストパフォーマンスは最も高い。
極めて難しい条件でも対応できる可能性がある。
特別な注文をしなければ一定の防音性能が得られる。
広告に載っているような格好の良い部屋が出来る。
最も安価に見栄え良く出来る。
馴染みの工務店、大工さんだと喜んで相談に乗ってくれ、注文も言いやすい。
設置する部屋に一定の防音性能があれば、二重壁が構成され十分な防音性能が得られる。 自己満足の世界。
信頼性の高い情報を抽出できる基礎知識と加工の腕があれば、そこそこコストパフォーマンスの高い結果が得られる。
デメリット 材料費や工賃に比べ、コンサルティングは馴染みが薄いため割高に感じる。
難しい条件の場合、技術開発が必要となるため期間と費用が嵩む。
現場指導が必要なため遠方だと旅費交通費が嵩む。
なにしろ高額。二重壁が基本のため部屋が狭くなる。
経験のない仕様は敬遠され、性能は一切保証されない。
耐震性、防カビ性、メンテナンス性など防音性能以外は期待できない。
そもそも知識がないので防音性能はまず期待できない。
何度補修を重ねても改善されない。
もうその時点では抜本的な対策は不可能。
狭さと音響は大きな我慢を強いられる。
床の防振性能がほとんどなく、ピアノなどの脚から建物躯体に振動が伝わると建物中に広がる。
分解移設費用が高額(実は商品代金に含まれている)。
信頼性の低い情報に惑わされやすい。
効果が得られなくて際限なくコストがかさむか、手間の多さに途中で挫折することが多い。