「そんなことは無理です」とあちらこちらで言われて、それでも夢を諦めきれずに伝(つて)を頼ったり、ネットの海を必死に探しまくって当サイトに辿り着いていただいたお客様です。 普通に「防音」をキーワードに探したって、まず見つからない秘境サイトなので、とってもありがたいことです。ならばその夢、何としても叶えてあげたい。

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新築戸建て レンタル防音室

 閑静な住宅街に建てた二階建て木造住宅の一階。 新築だが上棟後に依頼を受けたため自由が利かない。金属外壁、正方形の部屋、デザイン最優先で腰壁と天井の梁見せは絶対条件。構造も間取りも防音には不利な条件ばかりで、そこに、なるべく薄い壁で豊かな響きの音楽室をご要望。

  • 千鳥配置の間柱

    内壁用の柱を躯体から独立させ、セルローズファイバーを充填

  • 波状壁

    四方の腰壁の上に、ホールのような心地よい拡散音響を作る鎧壁を配置

  • 防音隠しドア

    大物搬入のために棚の後ろの壁に作った脱着式防音ドア

マンション内リフォームスタジオ

 薄いプレキャストコンクリートパネル工法で建てられた団地構造のマンション。 入居前リフォームで多費を投じて防音室を作ったものの、階下への音漏れが酷い。施工会社は社長が他界し解散。 完成した防音室は手が込んでいて補修は困難。吸音材を追加してデッドな部屋になるのは嫌。

  • 鉄骨製浮き床

    RC床が非常に弱いため、H鋼で独立床を作り、周囲だけでフローティング支持。

  • RC壁の制振

    防音に不利なGL工法の内装を解体、断熱パネルと鉄板を制振ボンドで貼り付け。

  • 自作二重ドア

    既存のドアに発泡ウレタンを充填、スタイロフォームを薄い鉄板で挟んで製作。

新築 個人宅内音楽室

 木造住宅の一階に音楽室兼シアタールームをご要望。極力広くしたいため二重壁にはしたくない。 ピアノを気兼ねなく思いっきり弾きたい(予想外のパワープレーヤーでした)。 映画もオーディオも満喫したい。建物の耐震も断熱も空調も省エネも使い勝手も理詰めで最善を求めたい。

  • 湾曲スクリーン

    映像に没入できる大型カーブドスクリーンをオーナーと共同で製作。

  • 6面音パット

    床・壁・天井に音パットを導入し、内装をフローティング。

  • エアーカーテン

    空調効率化のため、レンジフード周りにエアーカーテン状に外気を引き込み。

フラメンコ スタジオ

 大型マンションの地下テナント物件だが、コンクリートが薄く、振動が上の住居まで伝わる。フラメンコ教室を開設するので床を強く鳴らしたいが、床強度と剛性が足りない。床下ピットに入れず下から補強が出来ない。収容人数が多く、キッチンもあるので 常時十分な換気が必要。ただし音漏れ厳禁。

  • 制振床の製作

    床スラブ制振のため、セルフレベラーを敷設。レベラー水面に写るよう壁に格子をテーピング。

  • スラブ制振

    スラブが薄くて上を歩いている人の位置が分かるほどだったので、制振梁を設置。

  • 防音換気ダクト

    地下物件のため開口部が少なく、大径ダクトを露出配管。それでも遮音は完璧。

増築防音室 補修

 戸建て住宅の駐車スペースの上に増築した鉄骨作りの防音室が、盛大な音漏れで近隣に迷惑を掛けている。 防音室を作っている最中にピアノを入れたため、部屋から出すことが出来ない。現状でも狭いので、これ以上狭くしたくない。補修方法がなく他社から法外な見積もりを提示されている。

  • 擬似ピアノ構造

    防音室がまるでピアノと同じ構造で、床がグランドピアノの響板のように大きな音を発していた。

  • 床板制振

    遮音板や吸音板で止められるような音量ではないので、床板自体の鳴りを止める。

  • 軽量遮音パネル

    ケイカル板とスタイロフォームで作った特製遮音板をスプリングで吊る。

マンション内リフォーム ピアノ室

 マンションの一室を音楽室にしたいが、同マンション内の近隣の世帯で、組み立て式防音室を入れても苦情が出ている。床と壁が薄く、しかも内装がGL構造で音が伝わりやすい。古いアルミサッシで遮音性能が皆無。 元の部屋が狭いので二重壁は無理。サッシとガラスは公共物なので交換不可。

  • 遮音浮き壁

    弱い躯体に振動を伝えないよう、壁単体でガッチリ作って防振材でフローティング支持。

  • 一部に音パット

    防振床はコスト抑制のため、アップライトピアノを設置する部分だけ音パットを施工。

  • 特製防音ガラス

    ドアのガラス面積が大きいので、5mm+5mmの規格外防音ガラスを特注。

新築 個人宅内ドラム室

 新築一戸建ての1階角部屋をドラム室にしたい。 防音業者から三重壁を提案されている。在来工法で外壁合板がなく、角部屋なので強度バランス上、壁補強できない。 屋内の床下・壁内部・天井裏が繋がっている。防音室の隣は真壁の和室で壁が一段と薄い。既に建築工事中で自由度が少ない。

  • ミュート束

    荷重を支える束とは別に、床を制振するため、軽く触れさせるだけの束を配置。

  • 中里張り

    通常の石膏ボード二重張りに比べて、簡単で格段に優れた性能の遮音壁工法。

  • 梁内側に軽天

    二階床の遮音性が全くないので、軽量鉄骨と石膏ボードで遮音天井を形成。

マンション内リフォーム音楽室

 プレキャストコンクリートパネル工法の団地構造で、壁床ともに150mmしかない。床下に束なし。天井はスラブにクロス仕上げで懐空間なし。サッシが古いのでカバー工法による交換が許可されたのがせめてもの救い。マンション内の他の世帯で防音施工された部屋があるが外部への音漏れが酷い。

  • ミュート束

    床のコンクリートパネルが非常に振動しやすいので、床を制振するため、軽く触れさせるだけの束を配置。

  • 漆喰を装飾塗り

    壁のコンクリートパネルの制振と拡散反射を兼ねて、大量の漆喰でデコレーション。

  • 3枚防音引き戸

    開口が広い割りに両脇の袖幅が狭いので、3分割の防音引き戸を製作。

雑居ビル 地下音楽スタジオ

 雑居ビルの地下1階にライブスタジオを作りたいが、上階への音漏れが酷い。 隣の部屋との境はコンクリートブロック壁。床スラブが薄いが、床下ピットに入れないので下から補強できない。ライブの時には大勢の人が入るが換気が不安。 防音予算が捻出できず、DIYで施工したい。(現在施工中)

  • RC床制振

    床のコンクリートパネルが振動しやすいので、貫通穴を空けて支柱を立てた後、セルフレベラーを流して制振。

  • 制振梁を接着

    天井のコンクリートパネルも薄くて振動するため、I断面の特別な梁を制振ボンドで貼り付け。

  • 給排気ダクト

    防音のため、階段天井脇に大径のダクトを通し、給気と排気を独立させて強制換気。

マンション内音楽室 再リフォーム

 マンション内で以前に大工さんに防音リフォームしてもらった部屋の防音性能が足りないため、間取り変更を兼ねて再リフォームしたい。 同マンション内の他の世帯もピアノの音が漏れている。 コスト抑制のため防振床までは不要。現状はアップライトピアノ1台だが、グランドピアノも追加したい。

  • 防音壁解体

    既存の壁に胴縁を貼りつけ、石膏ボードを浮かせて貼ってあった。防音には逆効果。

  • 天井も解体

    通常の吊り天井は、吊りボルトが糸電話の糸の役目をして音を伝えてしまうため、直貼りに変更。

  • ピアノ脚敷板

    ピアノ脚インシュレーターの効果を高める制振敷板を、グランドピアノ用とアップライト用にそれぞれ製作。

個人宅内リフォーム 音楽教室

 RC造の中古一戸建てにドラムとグランドピアノを設置し、音楽教室を開設したい。防音工事は吸音工事と言われるが子供の情操のため響きを重視したい。 現状では外部にも漏れるが、上下階の音漏れが酷い。中庭の掃き出し窓から近隣にも漏れる。最大の難点は遠方のため通えないこと。

  • スプリング吊木

    上階への振動伝達を防ぐため、天井下地をスプリングで吊る。天井を貼ると1.5倍に伸びて防振。

  • 扉にウレタン充填

    既存の室内ドアが中空構造なので、ウレタンを注入し内部で発泡させて防音ドアに仕立てる。

  • 玄関ドア二重化

    石膏ボードを制振ボンドで貼り合わせて作った内側ドアを追加して、ドラムも防音。

その他の難題

 飲食店裏の厨房排気ダクトから低周波音が近隣に響いている。風量を落としてみたが換気量が足りなくなり営業できない。 隣接の道路拡幅工事のため数年後に移転しなければならないので、抜本改善までは必要ない。それまでの期間だけ、できるだけコストを抑えて対策したい。

  • 既存窓の防音

    マンション共用部の窓や賃貸の窓なので、加工せずに防音したい。

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  • 既存ドアの防音

    玄関ドアは無加工で防音したい。室内ドアも最小限の加工で防音したい

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  • ベッド免震

    脇を通る大型車の振動に悩まされ夜寝られないので、せめてベッドを免震にしたい。