窓の防音化は内窓を追加して二重窓にするのが一般的です。でも、多くの場合は期待する効果が得られていません。航空基地周辺に使われる製品でも同様で、当たり外れが非常に大きいのが現状です。 既存の窓を窓枠ごと交換するのは大ごとですし、二重窓にするのは使い勝手が悪くなります。そこで、 既存の窓の防音改修をお勧めしています。 状況と構造を見極めて適切な改修を施せば、二重窓にも劣らない防音性能を得ることができます。もちろん二重窓のそれぞれに施せば格段に高い防音性能が期待できます。
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吹雪の時には部屋に雪が吹き込むほど隙間だらけのきゃしゃなアルミサッシにインプラスが追加されていました。既存窓が3mmガラス、インプラスが4mmガラスで、防音効果はほとんど分からない程度でしたが 両方に気密材を追加した結果、合わせて-40dB(A)の防音性能が得られました。
既存のペアガラスサッシにエアタイトサッシを追加したものの製造不良だったので、航空機騒音対応仕様の最新型に交換してもらいました。 ところがこれも期待外れだったので、両方に防音改修を施しました。しかしながら、グレモン錠が簡素化された影響は大きく、結果はDr-40止まりでした。
頑丈そうなアルミサッシに防音ガラス入りプラマードUを追加した窓です。内外の窓枠が振動絶縁されている凝った構造です。ところが両方を閉めても音はスカスカ。 アルミサッシは気密材を交換。樹脂サッシはたわんで隙間ができていたのでクレセントを追加したところDr-50となりました。
新しいだけあって、しっかりしたサッシでしたが、防音性能は余りありませんでした。そこで定番の、防音ガラス入りインプラスの追加と、それぞれへの気密材の追加で、Dr-50となりました。 上空をたまに戦闘機が飛び交うそうですが、室内で何かしていると気が付かないほどになったそうです。
大工さんに作ってもらった防音室が駄々漏れで防音改修するのに当たって、窓も二重化しました。上下の窓枠が歪んで隙間ができていたので補修し、防音ガラス入りインプラスを入れ、それぞれに気密材を追加しました。 目の前を走る車が全てハイブリッドカーのように無音になりました。
エクセルシャノンという樹脂サッシに3mm+3mmのペアガラスが収まっていました。気密性は問題ないので、防音ガラス6mm+単板ガラス6mmに交換しました。 面積が大きいので厚いガラスを使いたかったのですが枠に収まらず断念。防音性能は-30dB(A)でしたが、安価に収まりました。
築年数の多いマンションだったのでサッシは貧弱で防音性能はないも同然でした。防音リフォームで別室の窓を補修したのを気に入ってもらえて、寝室も追加施工することとなりました。 開閉するとガラガラいうような手ごわい相手でしたが、見(聞き)違えるような防音窓になりました。
築年数の多い団地だったのでカバー工法でがっしりとした防音サッシに交換したのですが、残念ながら性能は期待外れでした。これに防音ガラス入りインプラスを追加し、それぞれに気密材を追加しました。 滑り加工も施しスムーズに開閉できて、防音性能も十分なDr-50となりました。
がっしりとしたアルミサッシだったのでガラスを厚いものに交換しプラマードUを入れました。樹脂サッシはたわむので最初からクレセントを上下2個で注文していたのですが、無配慮に狭く取り付けられたので、付け直してもらいました。 防音性能はドラムの気配も感じないほどです。